面接のときの振る舞いや身だしなみも、できるだけおさえておくところはおさえておきましょう。
新卒の就職活動でも、最低限の面接でのマナーを知らないでいると、「社会常識のない人」と面接官から思われてしまいます。
面接のマナーや身だしなみ、スーツの着こなしなどは、本屋に売っている面接の対策本にもくわしくのっています。
ネットにもそうした情報はのっていますし、
できれば模擬面接は一度は受けて、どこかおかしなところはないか、ほかの人から指摘してもらったほうが一番いいですよ。
就活の経験者や、社会人の方に面接官役になってもらって、入室から退室までひと通り見てもらったほうがいいでしょう。
イスに座ったところから模擬面接を始める人もいますが、 入室するところから退室するところまでひと通りやってみたほうがいいです。
面接官も意外と、部屋に入ってくるときから、出て行くときまで見ているものです。
特に最初の入室して、お互いに顔を合わせるときなどは、緊張してどうしていいかわからなくならないように、一応シミュレーションしておいたほうが絶対に役に立ちますよ。
それに面接当日に着て行くスーツやバッグ、ネクタイ、靴などもしっかり着こんでチェックしてもらったほうがいいです。
大学のセミナーなどでもやっていますよね。
自分の判断だけだと、抜け落ちている点があるかもしれません。
面接のときは、たとえばスーツが体型に合ってないものを着ていて、ちょっと見た目が悪くても、面接官は指摘してくれません。
中には親切に、「自分のからだに合ったスーツを着たほうがいいよ」と面接中にアドバイスしてくれる人もいるかもしれませんが、そんな人ばかりではありませんから。
できればそうしたことは、面接前に気づいておきたいですね。
そのための模擬面接でもあります。
他にも、面接で社会常識を疑われてしまう点は・・・
1.入室したらまわりをキョロキョロしない
2.入室して着席を進められてからイスに座る
3.着席を進められたら「失礼します」と一言あいさつ
4.バッグやかばん、荷物は足元に置く(テーブルの上に置かない)
5.イスに座って待っているところに、面接官が入室してきたら、
いったん自分も立って挨拶をする(座ったままペコリとする人も多いです^^)
ちょっとしたことですけど、面接のときのマナーとして覚えておきたいですね。
他にも細かいところはありますが、
できれば模擬面接を受けて、修正できる点を知った上で本番の面接にのぞんだほうが、結果も出やすいです。
一度模擬面接をやってみたら、結果はボロボロだったという人もいます。
でもなおせるところを、事前に知ることができたら、それだけでも大きな前進です。
面接で緊張したり、うまくいかないというときは、何回か面接の練習をくり返したほうが慣れてきますよ。
■ベテランの面接官になると・・・
ベテランの面接官になると、最初の第一印象でなんとなくその人のことがわかるという人もいます。
これまで多くの応募者を見てきていると、ある程度、パッと見たときの第一印象でその人を“分類”できるみたいですね。
面接の経験が多いと、最初に見た言動や雰囲気、服装とかでだいたいどんな人か推測できるようです。
もちろん会話が始まってから、その人の印象が変わってしまうこともあるようですが。
ですので入り口からあいさつをして席に座るまでの間も、面接官に見られていると思って、気を抜かないようにしましょう。
面接官が無表情で冷徹な目をしていても、怖がらずに前向きな気持ちで行きましょう。