新卒就活ブログ・これからやるべきこと取り組みたいことは

主に大学生のための新卒の就職活動のやり方をまとめたブログです。就活の準備の仕方や、履歴書・エントリーシート(es)書き方から個人・集団面接のマナー、選考から企業の採用・内定までの流れを書いていきます。

就職活動 資格

日商簿記1級があれば就活で有利になる?

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■日商簿記1級は役に立つのか?

大学在学中に「就活で有利になりそうな資格を取っておきたい」と考える方もいるでしょう。

在学中に取れそうな資格といったら「TOEIC」や「自動車の免許」などが思い浮かびますが、「簿記の資格を取りたい」と思って勉強をはじめる方もいると思います。

日商簿記検定の中でも、「簿記3級は誰でも持っていそうなので、できれば一番難易度の高い簿記1級を取りたい!」という目標を立てて、将来は銀行などの金融関連や企業の経理・事務の仕事につきたいと考えている方もいるでしょう。

高い目標を持つことはすばらしいことだと思います。

ただ簿記の資格を就職活動のために役立てたいと考えるのなら、勉強をはじめる前にもう一度、よく考えてみてもいいでしょう。

日商簿記1級は世間でも認知されている、取得するのが非常にむずかしい試験です。

それだけに価値のある資格だと思いますが・・・

ある簿記の専門学校の目安では、簿記1級に合格するためには、勉強時間がだいたい5~600時間は必要だということです。

勉強時間が500時間が必要だとして、1日8時間勉強したとなれば、62.5日(約2ヶ月)で合格できるという計算になりますが・・・

くわしく書いてないのでわかりませんが、おそらく簿記3級や2級レベルの知識がある上での勉強時間なのかもしれません。

いろんな方の話を聞いてみると、そんなに簡単にとれるような生やさしい資格ではないようです。

独学で取得するにはかなりむずかしく、やはり専門学校に行って勉強することも必要になってきますし、簿記の知識があって向いている人は半年~1年で取れるようですが・・・

簿記の知識ゼロからはじめるとなれば、1年ぐらいがんばって勉強しても、取得できる保障はありません。

 

■ストイックに勉強できる?

大学へ行っていれば、それ以外にもやることはたくさんありますよね。

学校の授業に出て勉強して単位を取らないといけないですし、部活やサークルに参加したり、アルバイトをしたり、友達づきあいも多いでしょう。

その中で簿記の勉強時間を確保しようとするとなれば、何かを犠牲にしてその分を勉強時間にあてていくような計画も必要になってきます。

特に大学生のときは、時間も自由に使えて楽しく過ごせる時期でもあります。

そのときに目標をしっかり持って、どれだけストイックに勉強をしていけるかも重要になってきます。

目標としてただ純粋に「日商簿記1級がほしい」というのなら、それに力を注いでみてもいいと思います。

ただ「就職活動のために日商簿記1級がほしい」というのなら、勉強する前にいろいろ考えてみましょう。

おさえておきたいことは、

「就職活動で簿記1級がどれだけの効力があるのか?」

「簿記1級が取れたらどんな仕事に就きたいのか?」

といったことは、時間をかけて調べたりよく考えておくことをおすすめします。

自分が全精力をかけて力を注いだものが、結果としてはまったく無意味だったということは、残念ですがよくあることなのです。

よく調べて効率的に物事を進めていった人のほうが、的外れな努力をかさねた人より多くのものを得るということは、往々にしてよくあるのです。

人からのアドバイスで「簿記1級を持っていれば就活は楽になる」といわれて、それを信じ込んで勉強をはじめてしまう人もいますが・・・はたして本当にそうなのでしょうか?

もしかしたらそれは、的外れなアドバイスなのかもしれません。

人から言われたことをただ信じるのではなく、自分でも納得するまでよく調べることも大事です。

自分の信じたいことだけ受け入れずに、客観的な情報もしっかり集めて、その結果あまり意味のないと思ったら、資格取得も白紙に戻して新しい方法を考えたほうがいいですね。

 

■資格取得にかける時間の問題

「日商簿記1級を持っていると、就職活動で有利になるのか?」ということですが・・・

これだけの難関の資格を持っていることで、その努力を認めてくれる企業の人事担当者の方もいるでしょう。

または簿記1級を持っていることよりも、その人のほかのアピールや相性などが採用への決定的な要素になることもあります。

特に新卒の就職活動のときは、持っている資格よりも、その人の性格や相性や将来性などを加味して人を選ぶ傾向があります。

ですので難関の資格を持っていたとしてもそれが有利に働くかどうかは、企業によってそれぞれ変わってきます。

またよく考えておきたいのは、「資格取得にかけた時間やお金にみあう成果が得られるかどうか?」といった点です。

特に簿記1級を取るとなれば、人によっては1年以上かかりますし、ほかのやりたいことをやめて勉強に時間を使わないといけません。

また専門学校に通うとなれば、その分の授業料などがかかってきます。

もしかしたら途中でイヤになってやめてしまうこともあるかもしれませんし、何度も挑戦したけど資格が取れなくて断念することもあるでしょう。

これは私個人の考えですが、就職活動を目標とするのなら、もっと違うやり方を考えてみてもいいと思います。

「資格を取得して就活を有利に進めたい」という考え方は、それまでの高校受験、大学受験のようにテストによって合否を決めるという考えの延長にあると思うのです。

でも就職活動は「何かを得れば、それがプラスとして加算される」というものではありません。

試験もありますが、それが大きなウエイトを占めているわけでもないのです。

 

■就活に必要なスキルとは?

これまでの考え方を変えて、違うアプローチの仕方で就職活動を考えてみてもいいと思います。

就職活動には、どこの会社でも喜んでもらえるような完璧な答えはありません。

完璧な答えがないからこそ、いろいろな回答があって、その人の個性が出せるようになるのです。

就職活動をして、自分が志望する企業から内定をもらうことが一番の目標なら、そうなるためのいろんな方法を考えてみましょう。

もし資格試験の勉強をするのなら、その十分の一の時間でいいから、就活する際のネタを考えたり作ったり、それをプレゼンする能力を鍛えることに使ったほうがいいと思います。

試験で点数を取ることに慣れている学生の方にとっては、面接など人前でプレゼンするようなスキルが身についていない方も多いでしょう。

就職活動は、大学受験のときとは戦い方が違うのですから、それをよく認識して、それに向けたスキルを身につけたほうが効率よく勝ちあがれます。

就活で効果があるのかわからないような資格を、時間をかけて取るよりは、新しい戦いの場で絶対に必要になってくるスキルを磨いたほうがいいのです。

努力することは大事なことですが、「何をするか?」で明暗が大きく分かれてくることもあります。

それをよく考えた上で、就活の準備をしていきたいですね。

 

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